いたちなあたち(HOME)→ いたちと一緒にやってみよう → いたちと一緒に許してみよう。
かぐや姫になりたいフェレット
太鼓をたたいてストレス解消するフェレット
許すということ、許せないということ。

私には今まで生きてきてどうしても許せない人が2組います。
その人達にされた仕打ちを忘れられません。

1組目はもう過去の人。

その人は地球には確かに存在しているのだろうけれど、
明らかに滑稽な人生を送っているので
気にしないようにしています。
たまに思い出すだけ。
時間が何とか解決してくれた憎しみです。

もう1組はここ数年の話なので時間なんて

全く解決の糸口にはなりません。
どうすればいいのかわからず、ただただもがき続ける毎日です。
それでもこんな人生は嫌なので、

フェレットのようにれの字のように能天気に気楽に生きたい。
楽になりたい。

そう。楽になりたいのです。

許すことはできなくても、とにかく楽になりたい。

自分を楽にするために、

自分の心を整理するためにこのページを作ってみました。
めざせフェレット。

寝て起きて遊んでいるだけでいつもシアワセそうな
れの字のようになりたいのです。
■許せない、という気持ち

絶対許さない、という感情が芽生えるとき。

それは必ず第三者が存在するときです。
自分で何かをやっちまったのであれば、許すも許さないもありません。
許さない。
その感情が湧き上がるには、

必ず自分以外の人間なり組織なりが存在します。

怒り、悲しみ、悔しさ。そうした気持ちに自分が支配されます。
相手が間違っている。
相手に常識がない。
だから自分はこんなに苦しめられて傷つけられている。

苦しくて悔しくて憎くて、真っ暗闇の中で一人で暴れて大泣きして

地面にコブシをたたき付けるような毎日。

許さない。絶対に許さない。

そしてそんな思考に24時間とらわれます。
頭から離れない。思い出しては憎み、思い出しては苦しむ。

でも思い出さずにはいられない。
思い出したくないというより、

思い出したくて思い出しているような気がします。

毎日、毎日、24時間、24時間。ずっとずっと憎んで憎んで憎しみ続けて。

やがて疲れます。

しかし疲れても変わらない、変われないのです。

毎日思い出しては憎み、悔しさでいっぱいになり、そして疲れる。
そんな日々が続きます。
黄色い花をバックにあんよを広げるフェレット
■ なぜ相手を許せないのか。

1.相手を許すことは自分の正義を覆すことだから。

相手が間違っている。
相手の常識が狂っている。

それなのに相手を許すことはすなわち、

相手が間違っていなかったことになってしまう。
相手が非常識ではないという結論が出てしまう。

だから許せないのです。

相手が間違っているのだから、

間違っている状態でいさせるためには
私は相手を許してはならない。
相手の常識が狂っているのだから、

非常識でいさせるためには相手を許してはならない。

2.許すことは相手が悪くなくなってしまうことになるから。

自分がどれほど大きなダメージを心身ともに受けたか。
許すことでそれがゼロ、無になってしまう。
相手の悪口雑言が、

私が相手を許すことでゼロの罪になってしまう。

だから許せないのです。

相手を楽にさせないために、私は相手を許さないのです。

でもちょっと待って。
■私が許さない今の状態で、相手はどんな感じなんでしょう。

悔しいことに、苦しいことに、

私はこうしてドロドロでズタズタになった心と戦いながら
許さないことが相手への復讐だとすら思っている中で、
相手は私が相手を許しても許さなくても正直あまり変わりがないでしょう。

私が許せば相手は楽になるでしょう。

そして私が許さなくても、相手は特段苦しまないでしょう。

私と同じ大きさ、同じ深さの傷を相手は負ってはいないのです。

許そうが許すまいが、
相手の浅い浅い傷にちょっと影響するかどうか、程度なのです。

加害者側の罪を背負う気持ちは、被害者側の傷口よりも浅いんです。
どんなに罪を認めても、どんなに申し訳ないと思っても、

その気持ちは被害者の受ける苦しみと同等にはなりません。
必ず「それ以下」です。
フェレットが八景島でポーズ。
■ 自分が楽になるために

相手のためなんかなじゃない。私が楽になりたい。

1日24時間。この限られた時間のなかで、

憎むことに自分の大事な脳みそと時間を使うことに
もう疲れたのです。
2組目の人間達に苦しめられ続けて2年近く。
2年間苦しみました。憎みました。

今も憎む気持ちは変わらないし、苦しい気持ち、

悔しくてやるせない気持ちは変わりません。
それでも私は私を大事にしたい。
まだまだ大丈夫。前に前に、次に次に。
★ステップ1;相手を憎む自分を許す。

だって仕方ないじゃない。
あんなことをされたんだから。あんなことを言われたんだから。
大嫌いにならないわけがない。憎く思わないわけがない。
相手を憎む自分は当然のこと。私自身を簡単に許しましょう。


★ステップ2;相手を憎む自分を許した自分を1m離れた場所から見てみる。

イメージトレーニングです。
相手にひどい仕打ちをうけて相手を心の底から憎む私を認めて許した私。
憎んでいいよ、とやさしく自分に語りかける私。
そんな私を1m離れた場所から見てみます。

どんな言葉が浮かぶかな。

がんばれ、がんばれ。出口に向かって歩き始めたね。

自分で自分をなぐさめたくなるでしょう。
キャリーの中のハンモックから外を見るフェレット
★ステップ3;2週間、とにかく考えない。

もう十分考えたもん。
嫌というほど考えたもん。

考えない時間、考えない日を作ってみよう。

どうしても浮かんできてしまう相手の顔。
浮かんで浮かんで絶対に消えてくれない相手の仕打ち。

それを、少しでも浮かんだら声に出して言うのです。

「考えない、考えない、考えない、考えない。忘れた!」

こうして書くと大変ばかばかしいのですが、

この「声に出して」言うことが
非常に効果があることに気づきました。

最初の1日目はほとんど30秒おきに声を出していました。
すなわち30秒おきに許せない相手のことを考えて

許せない気持ちになっていたのです。

2日目、3日目、1週間。

徐々に声を出す間隔が開いてきました。
それと同時に心が軽くなり、

晴れ晴れとした気持ちになってくるのがわかりました。

2週間が経過する頃には驚くほどすっきりとして頭がクリアにな
りました。
フェレットとフェネックがこんにちは。
そして2週間が経過したとき、
私は間違ったことをしてしまいました。
相手に連絡をとってしまったのです。

今ならきっと話ができる。相手を許した気持ちで話ができる。

大きな大きな間違いでした。
相手は何も変わっていませんでした。

話せば話すほど、私の心の状態が
完全に2週間前に戻っていくのを感じました。大失敗です。

そしてまた振り出しに戻っています。心の中はどろどろ。

憎い気持ちが渦巻いています。
とうとうカウンセリングを受けることにしました。

「相手が間違っていると思うのではなく、

 
違っていると思えば良い。」

カウンセラーの言うことはもっともでしたが私の心には響かず、

カウンセリングを受けた後も楽にはなれませんでした。

どうにもならなくなった私は

間を開けずに催眠療法まで試してしまいました。
ぜんぜんダメでした。楽にはなれませんでした。

他人の力を借りるのはもうやめます。

ステップ1からステップ3まで。

自分でしっかりとステップを踏んで、自分で自分を解放します。

がんばる、という言葉はあまり使いたくないのですが、

今回ばかりは使います。

がんばろう!
あたちみたいになれるといいですね。
☆おしまい☆