2014年
寝ずにネズミ(HOME)→ 観察記録 →
2014年4月20日

ハダカデバネズミと生活を始めて1週間。
その間に2匹のデバを埋めることになるとは。。。

エキゾチックアニマルの難しさを改めて認識し、
ペットの飼育に長けているんじゃないかと伸びまくっていた
天狗の鼻がすっぱりと切られました。
納品されてわずか2日後に体の左後ろをかじられて
死んでしまっているデバネズミと発見。
何というか。。。共食いって辛い。

デバネズミは食べる量が大変少ないネズミです。
そんな中で十分なエサをケージに入れていたので
エサ切れが原因とは思えません。

さらにデバネズミは水を飲みません。
そのため水切れが原因とも思えません。

温度か?湿度か?

ケージ内の温度は28度。湿度50%。
問題があるとも思えなくて。

床材が不適切だった?
ひのきの猫砂のにおいが不快だったのでしょうか。
さらにその2日後、
最初から弱弱しいと心配していた1匹が
やはり冷たくなってケージの中にいました。

ずどーん。。。

たった4日の間に5匹中2匹が死んでしまうなんて。
俺のさつまいもだ。
誰にも渡さん。
4月19日に、購入先のお店のご厚意で
死んでしまった2匹の代替ネズミさんをわけていただきました。

オス1匹、メス1匹のペアを入れてみます。

新しいコロニーに入ることが大丈夫かどうか。
もしダメだった場合は、このペアだけ別コロニーで飼育することになります。

まずはケージの中に小さな飼育プラケースに入れた新しいネズミを入れます。
プラスチックのケージ越しに相性を確かめるのです。

そのまま放置すること2時間。

恐る恐る、みんなを一緒にしてみました。

神経を尖らせてハダカデバネズミ達の様子をうかがいます。
少しでも チチチッッ という声が聞こえたら即効で引き離さないと。

しかし聞こえてきたのは例の可愛いピヨピヨ声。
うまくいきそう?

その後も1時間おきに様子を見たところ
どうやら3匹+2匹の相性は良かったらしく
さっそくケージの中をせわしなく皆で動いていました。
そしてそれから24時間が経過した今も
5匹は仲良く、そしてせわしなく動いています。

誰が女王の座に就くのか。

他の3匹に比べて体の大きいネズミが2匹います。
たぶん、このどちらかが女王になるのではないでしょうか。
面白いことに、女王になるネズミの体がどんどん大きくなり、
次にその交尾相手となるオスの体が大きくなります。

そのほかのネズミ達は痩せて貧弱なままでいるとか。

女王様は、そのおしっこを群れの個体にくっつけます。

「あたしの群れ」

という印をつけていくのです。

もしかしたら、ですが、私が最初に写真を撮るために
体を持ち上げたデバちゃんが
共食いの対象になってしまったのかも知れません。

無意味に体に触ってはいけない動物なのかも知れません。