? きつめのきつね・フェネックベビー成長記録2015・2日目
2015年5月31日(日曜日)・2日目
朝起きてからすぐにはベビー達を確認したくありませんでした。
亡骸を見つけるのが怖かったのです。

それでも行かねば。
フェネック部屋に行かなくては。

おそるおそる覗く段ボールの中。
生きていました♪

朝6時40分
オス:53g
メス:49g

朝7時10分
オス:54g
メス:50g
ねぇ、あっち見て。
あっち?
ちがう、こっち見て。
こっち?
だからそっちだってばー。
えー?そっちー?
あ、こっちかも。
もぉ、どっちなの?
あっちでもこっちでも
そっちでもないのよね。
どうでもいいの、そんなの。
今年は何となく惰性が出ているのが自分でもわかります。
人工哺乳を可能な限り避けたい。
その気持ちが強くて
赤ちゃんが亡くなっても仕方ないかな、なんて
とんでもないことが頭をよぎります。

それくらい過去3年間、特に1年目の人工哺乳が辛かったのであります。

気になるのは赤ちゃん達の耳。

耳に母狐からの攻撃の跡が見られたら
それは人工保育スタートのお知らせです。

昼過ぎまではその兆候はなかったのですが
夜7時に確認すると、若干小さなかさぶたの跡が
オスの左耳に確認できました。

こ、こ、これは。。。

ナイルが時々段ボールの底面や背面をひっ掻くので
その時に赤ちゃんの体にナイルの爪があたり
たまたま耳にかさぶたができてしまったのか。

それとも考えたくないのですが
例のナイルの愛を超えた耳舐め攻撃が始まってしまったのか。

今年は過去3年と違う状況にナイルを置いています。

・食事は色々なものを少しずつ。
 食べられるものを探して探してとにかく食べられる物を与える。

・ナイルのケージの扉は常に開けたまま。
 自由に部屋やキツネランに出入りできるようにする。
 他のフェネック達は、キツネランに1日2回出して走らせて
 それ以外の時間はケージに入ってもらう。

これらが功を奏していると勝手に思っていたのですが
それでも育児はナイルの心には負担になっているのかもしれません。
えー。見せろって?
いやん。生まれてまだ2日目のあたしに
そんなことを強要するんですか。
仕方ないですね、もう。
はいっ。へその緒ですっ。
横から見てもいいですよっ。
本日のナイルのお食事は

<食べた物>
りんご・・・少し
ちびっこどうぶつビスケット1枚
ノンオイルのツナ缶
ハニーワーム
ミルワーム
かぼちゃ
ゆでたまご

<食べなかったもの>
生肉
ヨーグルト
リッツ
ドライフード


選り好みが相変わらず激しいお母さんフェネックです。


夜の体重
オス:56g
メス:50g