? きつめのきつね・フェネックベビー成長記録2015・12日目
2015年6月10日(水曜日)・12日目
メスが母フェネックのおっぱいと間違って
オスの大事なところを吸ってしまうので
腫れてきてしまいました。
いやん。見ないでよー。
オスのほうがどんどん大きくなっているのがわかります。
顔が。。。でかい。
このままではデカフェネックになってしまいます。

フェネックは世界最小のキツネなのに。
世界最小のなかの世界最大になってしまう。

と、毎年こうして同じ心配をするのですが
成長するとみんな程よい大きさで落ち着いてくれるので
私の取り越し苦労で終わるのですけれど。

かなり心配している下痢ですが、少しずつ止まってくれているみたいです。

ミルクは飲みムラがあるものの、1時間半から2時間おきに、
1回につき2ccから4cc飲んでいます。

去年までのキツネたちはよくピィピィ泣いていたのですが、今年の子ぎつねは静か。
2時間経っても鳴かないことがあり、そんなときはベビーの鼻に私の指を近づけると
「あっミルク、ミルク♪」と大音量でミィミィ鳴きはじめるような感じです。

まだ目も見えず耳も聞こえない彼らにとって、匂いと体温が生きる道しるべ。
2匹は少しでも体が離れるとみぃみぃ鳴きながら
まだよく座っていない首を必死に持ち上げて、
よろよろ・ずりずりと体を動かしながら互いの匂いと体温を求めます。
あったかい体が触れると安心するのでしょう。
見つけた後は首を絡めながら眠り始めます。

夕方に獣医さんに迎えに行くと、
日中に子ぎつねたちの下痢とお尻の様子を注視してくれていたようで、

<メス>
・便検査の結果は日曜日と変わらず。腸内細菌の乱れが見られた。
・やや形のある便が出るものの、2回に1回は水が混じる便をする。
・ミルクは飲んだり飲まなかったりとムラがある。

<オス>
・排便は確認できず。
・ミルクは均等によく飲んでいる。

整腸剤を出しますか、と聞かれたのでお願いしました。
そして私もオスの排便を3日ほど確認できておらず、
オスのお尻が乾いていてきれいになっていることから
逆に排便できていないのではないかと気になっていることを伝えました。

排便がないのなら浣腸が必要、と先生。

便が詰まって死んでしまうことだって、
まだ生後2週間にも満たない赤ちゃんなら可能性として十分あるような気がして
不安になりました。

今日浣腸をお願いします!と言いたかったのですが、
本当に便が出ていないのかどうかを確実にしてからのほうが良いと思ったので、
今晩から2匹をわけて寝かせて、
オスの敷き物に便の汚れがつくかどうかを見ることにしました。

明日になってもお尻も綺麗で敷き物も綺麗であれば、
排便がされていない証拠になります。

今浣腸をしないことで万が一今晩中に体調が急変したら。。。
という心配がすごーーーーくありましたが、
そんな気持ちを何とか自分でなだめて病院を後にしました。
その2分後。

オスが排便していることが確認できました。

あれだけ丸3日も排便の気配がなく心配していたのに、このタイミングで出るとは。
人生って不思議。こういうことって多々あるよね。
と、かなり飛躍した考えを抱きながら急いでオスを掴んで病院に連れ戻しました
(^^;)

すぐに獣医さんが便検査。
結果は腸内細菌の乱れ。メスと同じでした。

寄生虫ではないことに安心し、2匹を連れて帰宅しました。