今年は過去にない早いスピードで離乳を進めています。
思い返せば2012年。
ラムセスのときは甘やかしっぱなしでした。
この生後5週を過ぎても哺乳瓶でミルクを与えていました。
そんな甘やかされて育ったラムセスは
甘やかされた子供が陥る状況と変わらない結果となりました。
グレた。
反抗期ハンパない。
あれだけ時間と労力と愛情をかけ
なんといっても当時私は臨月で
自分自身の人間の子供が入った大きな腹を抱えて
昼間は仕事、夜は1時間おきの授乳を
2週間続けた結果、本当に文字通りのフラフラになりました。
あんだけ頑張って育てたのに。
あんだけ寝不足ギリギリになったのに。
こうして書きながらも怒りがこみ上げてくるのは何故。
私の入院→出産の3週間のあいだに
ラムセスは別人(別フェネック)となって
退院した私の前に現れました。
3週間会わない間に、ラムセスにとって私は
単なる他人となっていたのです。信じられん。
翌年生まれたメスフェネック、てまりは
ラムセスほどには手をかけなかったのに
離れることなくずっと私と一緒にいたため
ベタベタに慣れてどうしようもないくらいに
かわいらしいフェネックに育ってくれたというのに
あれだけ手をかけたラムセスが
グレるわ、噛むわ、逃げるわ、なんなのこれ。
ラムセスで失敗した私は
その後のフェネックのベビーからは
絶対に離れないっと心に決めて
特に昨年に里親に出した2匹には手をかけ
里親さんにも「とにかく手をかけてやってください」と
口酸っぱくお願いしました。
私と同じ失敗を繰り返さないように。
今年も里親さんに渡すまでは
手をかけて手をかけて、
人間にべた慣れなフェネックになるべく
毎日時間を割いております。
なーんて言いながら、里親さんが見つからなったら
てまりに次ぐ我が家のべた慣れフェネックとして
べったべたに育てていくつもりでございます。
今のところ、2匹とも本当に人に慣れていて
ああこれが人工保育したフェネックなんだなと
思えるようなべた慣れ可愛いキツネに育ってくれています。
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