フェネックの飼育環境

生後3ヶ月。おちゃめな頃。

フェネックにトイレのしつけはできません。 いや、できるフェネックキツネもいるのでしょうが、我が家の場合はまず無理です。 トイレのしつけができない動物を飼うのがこんなに大変だったとは。

試行錯誤の末にたどり着いたのが、底が網になっていて糞や尿が網から下に落ちてくれるケージです。落ちた排泄物は、引き出し式になったトレイを引っ張れば清掃できるというもの。
このタイプのケージに変えてから飼育がとっても楽になりました。

さらに室内に放して遊ばせている間も好きなところでうんちもおしっこもしてしまうフェネックの飼育を楽にするために、2014年にフェネックの専用部屋を増築しました。床を厨房で使われているような材質に、壁は風呂場に用いられる材質に。すなわち部屋を丸洗いできるように変更しました。
そしてこの部屋を「素晴らしい!」と私に思わせてくれた一番の機能は『24時間換気システム』です。これはかなりのスグレモノでした。フェネック部屋に業務用の24時間換気システムを入れたこと、さらにフェネック部屋としてフェネック達が暮らす部屋を完全に独立させたことで匂いの問題は100%解決したと言っても過言ではないでしょう。これで匂いを気にせずフェネックが増やせる♪(←家族に怒られました。)

しかしここまでくるとほとんどフェネック中毒です(笑)。

ここからは普通のフェネック飼育者の目線で飼育環境をご説明しましょう。増築なんかしなくてもフェネックは普通に飼育できますから(^^;)

【温度・湿度】
フェネックはもともと砂漠の生き物です。ゆえに、灼熱の暑さにも凍えるような寒さにも割りと耐えられます。砂漠だから常夏でしょう?と思ったら大間違い。サハラ砂漠は冬は極寒です。
とは言ってもフェネックは野生では巣穴を掘ってその中で生活しています。焼け付くような真昼や凍てつくような夜中には、外気ほど温度差のない巣穴で時間を過ごします。砂漠が寒暖の差が激しいからといって、そのまんま外気の温度の中で生活しているわけではありません。
日本の家屋でフェネックを飼育する際にも、やはり人工的に温度を調整してやることが必要になります。

フェネックが飼い主の目から見て「普通」でいられる温度を、夏と冬で測ってみたことがあります。

夏は室温29度、冬は室温10度までは特別な変化は見られませんでした。
この温度より上下すると、夏は舌を出してヘェヘェと息を始めましたし、冬は落ち着きがなくなってうろうろしながら必死に大きな尻尾を体に巻きつけて暖を取ろうとしていました。

気をつけていただきたいのは室内温度に注目することです。天気予報で外気の温度を予測しても、それはあくまで外気温度であって室内温度ではありません。
夏は外気より室内は気温が上がりやすいです。大事なフェネックを熱中症でなくすなんて悲しいことがおこらないようにしてあげてください。

【湿度】
全然気にしていません。。。特別な除湿も加湿もしていません。本当は気にしてあげたほうがよいのでしょうが、湿度は温度よりも対応が難しいです。
将来的はお金を貯めて加湿機能や除湿機能のついたエアコンを購入したいなぁと思っています。

【ケージ】
犬用のサークルや猫用の3段ケージからスタートする人が多いと思います。
しかし冒頭にも述べたように、フェネックはトイレのしつけができません。トイレを一箇所に決めてするという習性もありません。
ケージは底面が網になっているものを選ぶのが一番良いと思います。

詳しいフェネックの飼育環境は写真つきで紹介している以下のページをご覧ください。
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